なぜ広まる?早期教育の実態

英才教育と何が違う?

そもそも早期教育とはなんでしょうか?
早期教育と似た意味の言葉に、英才教育というものがあります。
これは才能に恵まれた子供に、その才能を伸ばせるように行う、専門的で優れた教育のことです。
例えば身体能力の優れた子に、アスリートになるための専門の教育を受けさせたり、音楽の才能に恵まれた子に音楽家となるための教育を受けさせたりといったものです。
また日本ではあまり浸透していませんが、高い知能に恵まれた子たちのためのギフテッド教育も含めることができるでしょう。

英才教育は子供の時点から始められることが多いので、外観としては早期教育と同じように見えます。
しかし早期教育が英才教育と区別されるのには理由があります。

本当にやりたがってる?

「早期」という言葉が示すように、早期教育においては「早く」始めることという点に重点が置かれます。
英才教育は、子供の持っている才能に特化した教育を行いますが、早期教育では子供の才能に沿っている教育が行われるとは限りません。

教育する時期が早ければ早いほど、優秀な子に育つという見解が間違いであるといった批判が昨今広まっていますが、その根拠の一つが「子供の才能に見合っているか」という点に関わってくるのです。
子供に何をやらせたいのか分からないままに、親の勝手な好みで子供が好きでもないことをやらせてしまうという例が、日本の教育界でも散見されるのではないでしょうか?
教育というものは、教えられる子供の立場に立って初めて成功するものなのです。